SMBC日興証券 金融庁処分取引停止?

鹿1
鹿1

去年から騒がれていた、SMBC日興証券のブロックオファー取引の逮捕者が出ました。

副社長を初め、組織ぐるみの関与が指摘されているようですね。

石井
石井

ブロックオファー取引とか難しい用語もあるので、詳細は以下で説明していきます。また、金融庁処分で取引停止になってしまうのか気になるところです。

石井
石井

ブロックオファー取引とは

まず、問題になったブロックオファー取引。この取引どのような取引かを解説していきます。ブロックオファー取引とは大口の投資家や事業家が、市場外(東京証券取引所外)で第三者と取引するものです。

通常、小口の株式であれば、東京証券取引所などの市場で売買すれば良いのですが、ある一定の株数になると、東京証券取引書で売買してしまうと、一気に株を放出しなければならないため、需給が崩れてしまいます。

その為、需給が崩れると、一気に株価が下がり、売主は得もしないし、既存株主に迷惑をかけます。

そこで、ブロックオファーの登場です。ブロックオファーは立会外取引と言って、例えば、会社Aの大口株主が、証券会社を介して、小口の取引家に割安に株を提供します。

割安と言ってもその日の終値から0.5%や1.0%位、時には0.2%の割引率などがあります。しかし、この割引率、小口の投資家と言えども、1億円持っていたら0.5%でも50万円の利益。バカにならない金額ですよね。小口と言ってもそのくらい持っている方は沢山います。

ただ、SMBC日興証券のような大手証券会社の手数料というのは、ネット証券各社に比べればかなり割高です。一回の取引で0.5%,0.6%という風にかかってしまいます。割引率を多少安くする方法はあるのですが、この辺の手数料が一般的な為、余り利益を得られません。

その為、投資家は余り欲しくないのですが、今後の証券会社との付き合いを考えて、付き合いでその株式を購入したりする方もいる位です。

ブロックオファーの欠点

既に日興証券のブロックオファーの取引は半年ほど停止しています。また、他の証券会社の取引も影響が出ていて、ブロックオファーの取引自体が酸くなってきているのは確かです。

ブロックオファーは上述したように、大口投資家から割安に小口投資家に、当日の終値から0.X%割り引いて配分されます。さて、それは立会外取引であれば、全く株価には影響しないと感じます。市場外での取引であれば、株価形成に影響がある、買いや売りが市場で出てこない為、影響が出ないと思ってしまいます。

しかし、それは違います。何故なら、その銘柄が貸借銘柄の場合に限って異なります。貸借銘柄は、いわゆる空売りが出来ます。(*)空売りができると、そのもらえる可能性がある現物株をもらって、一方で空売りしておけば、終値で0.X%の鞘が抜けてしまいます。

*空売り・・・株価が下がると儲かる事。

その為、市場で空売りが多く出てくれば、ブロックオファーの株価が下がる事になってしまいます。その為、SMBC日興証券の経営幹部は、株価が維持されるように買い支えたりしてしまいました。

不祥事詳細

ちなみに私もこの取引よくしていました。正直余り儲かりません。しかし、このような取引を頻繁にして稼いでいいる投資家は沢山いますし、周りにもいます。

さて、SMBC日興証券の処分はどうなるのでしょうか?少なくとも代表が先日会見を行っていますが、今のところIPOやPOと言ったSMBC日興証券が主幹事の増資は行われています。

IPO・・・新規公開株と言って、会社が上場する際に、投資家から資金を調達すること。

PO・・・公募増資と言って、既に上場している会社が、株数を増やして、一般投資家に割安で配布する事。

買い支えは必ず、後に株価を売らなければなりません。これは、通常POであれば、グリーンシューオプションと言って、買い支えを施す手段があるのですが、それがブロックオファーに適用されるのか否かはわかりませんでした。

しかし、買い支えすることで、株価が下がらなければ、大口投資が売却せずに中止となりずらい為、中止にならなければ、手数料収入がSMBC日興証券には入ります。

この手数料欲しさに、今回このような罪を犯してしまっため、投資家の信頼失墜につながっています。個人的にはSMBC日興証券は好きな会社なので頑張って欲しいです。

金融庁処分で取引停止に発展?

今回、日興証券は厳正に処分を行う方針です。市場の公平性を保たなければならない、証券会社が自ら信頼を失墜してしまいました。これでは、経営責任を問われるのは必至です。本当に社長は知らなかったのでしょうか。逮捕された副社長は、三井住友銀行出身です。今後金融庁処分や取引停止になっていくのか注目するところです。

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