元東芝社員が語る、東芝の社長の綱川さんが交代を発表。

鹿1
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石井さんは元東芝出身だよね。2015年の粉飾決算以来、ドタバタ劇で色々ある東芝。一体どうなってしまうのか。

今回、東芝は社長交代を、またしてもしました。車谷社長が21年4月に辞任しているから、1年も持たずに綱川さんは辞任ですね。

石井
石井

東芝社長は就任前に、社長を一度辞職していた。

21年4月に綱川さんが、東芝に就任以来1年も持たずに社長を退任されてしまいました。この綱川さん、実は今回の社長交代が初めてというわけではありません。

東芝の歴代・偉大なる経営陣(皮肉)が数ある粉飾決算を行って、その尻ぬぐいをするように、東芝の綱川さんが社長に就任されます。

東芝の悲劇にあるよう、東芝は歴代社長である、西田、佐々木、田中の粉飾決算の数々の後、綱川さんは就任されています。その頃、東芝の主力事業である、東芝メモリーを売却、また、東芝の今後の主力事業とされていた東芝メディカルの売却と、事業の売却を繰り返して、事業継続に奔走しています。

また、外国人株主から公募増資を行い、いわゆるアクティビストが大半の株主である会社に生まれ変わってしまいました。

しかし、当時の原発の粉飾決算や、東芝自体の粉飾決算で債務超過に陥っていたことを考えると、会社を存続するという意味ではやむを得ないかもしれません。

ただ、理由は後で述べますが、個人的な思いはあの時に、東芝を倒産させ、復活させた方が、ここまでこじれずに済んだのではないかと考えています。

東芝は公募増資や事業売却を数々行い、キャッシュリッチな会社に生まれ変わります。しかし、事業を存続する意向を余りにも強く押し通した為、残るは半導体の余り売れていないLSI事業、先細り間がある、ディスクリート事業、原発などのインフラ事業などが残る事になります。

東芝はその中でインフラ事業に、注力していくことを宣言。中にいる半導体事業である我々はどうなる事かといつも考えさせれました。

もし、その中で、半導体事業は売上も利益もなかったので、早期退職制度を何度か募集しています。会社が一度、倒産していては、この制度がなかったので、私個人的には倒産しないで良かったと思っていますが、会社の永続性というものを考えた時は、やはり、一度倒産してガラガラポンでやり直しをした方が良かったのではないかと考えています。

その中で、インフラ事業の成長事業を位置づけ、人員削減や事業売却に目途を付けたという事で、綱川さんは社長を交代して、次の社長である、三井住友銀行出身の車谷さんにバトンタッチします。

車谷さんから、再度登板の綱川社長

車谷さんは銀行出身の為か、お金の話は長けていたと思うのですが、なんせ製造業は何もかかわったことがない。そんな方なので、社長とそれ以外の布陣で明暗わかれます。

また、公募増資をした外資系のアクティビスト対応にも翻弄され、辞任してしまったというのが、本当の処だと思います。社員として、車谷さん社長時代に働いていましたが、正直余り記憶になく、何かしたのかと聞かれると、リストラの話はよく聞いたなという位ですね。

そんなこんなで、自分以外の経営陣とは、そりが合わない。また、アクティビストからは突き上げられる。また、最後には自身の影響力がある投資ファンドから買収提案をされたことを明らかにして、さらにその提案を受け入れる事を表明し、他の経営陣から猛反発を受け、退任します。

そこに白羽の矢がたった、綱川前社長が、再度東芝の社長に復活交代することになりました。

今回はなぜ退任したか

綱川さん、個人的にはのらりくらりとする、東芝風な社長で嫌いではないのですが、今みんなが好きそうである、はっきりものを言う社長とは違って、本当に風に吹かれるように、対応していきます。

どちらかというと、独立系オーナーの社長のように、ガンガン指示命令を出すような社長ではなく、サラリーマンの中で生き抜いてきた、みんなに合わせる社長タイプ。

その綱川さんが何故、交代・退任する事にになったのかというと、それは、デバイス事業部とインフラ事業部を分社化して、上場させる案をもくろんでいる事は表明していましたが、経営混乱を受け体制刷新のため、辞任するという報道が出ています。

実際には、アクティビストに猛反対を受けたか、うまくアクティビストに対応できなかったのでしょうね。

やはり、アクティビストも一つの会社だけなら、ともかく。東芝のように色々なアクティビストがいると、その株主個々が全部そろって同じ意見になるような事は、そうそうなことがない限りありません。

ここまで個性が揃った株主の中で、運営するという事は相当大変な事でしょう。

その為、私は、東芝は粉飾決算後に債務超過に陥った際に、一度倒産させて、綺麗まっさらな所から、復活させた方が良かったと思います。(自分の退職金の話とは別の話です。)

そちらの方が、誰の意見も左右されずに、経営陣がしっかりしていれば、おのずとより良い方向に向かうはずです。

東芝に勤めていてもいなくても、早期退職や倒産の話は出てくるものです。それに対応するために、メルマガで発信しています。

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