生命保険は社会保障を知ってから契約するべき。

鹿1
鹿1

日本人は保険好き。心配性の人種のせいか、なんでも保険に入りがちです。

しかし、保険に入るにしても、社会保障で保障されているのに、2重で生命保険に入っている例も、お客様で結構あるんですよね。

石井
石井

働いていて忙しいから、中々保険の内容まで手が回らず、そのままにしている方も多いのではないのでしょうか。生命保険と社会保障がダブルところを考えてから、生命保険に加入することをお勧めします。

石井
石井

本日のポイントです。

  • 事業主、サラリーマン、公務員など自分の立場を吟味し、また、社会保障で何が保障されているかを考え、生命保険に加入する事。

です。

社会保障の詳細 遺族年金/生涯年金/傷病手当/労災保険

皆様がご加入している生命保険。特に日本人は生命保険を沢山加入している傾向があります。実はこれには理由があります。備えあれば憂いなしの日本人気質だけではなく、

生命保険以外の保障に目を向けていないことが大きな原因と思われます。それは何でしょうか?「社会保障の存在」社会保障です。おそらく誰でも社会保障で思い浮かべるのは、<老齢年金・健康保険による医療費一部負担・高額療養費の支給・介護保険>では無いでしょうか?

しかし、生命保険と似た機能が満載なのです。先頃金融庁が生命保険業界に対し、顧客へ社会保障機能の周知に努めるよう努力義務を要請致しました。

つまり既にある社会保障を加味した上で、顧客に何の保障が足りなくて何が必要なのかを示したうえで生命保険商品をお勧め下さいという趣旨です。現に金融庁はいち早く公的保険のポータルサイトを立ち上げております。

「色々ある。社会保障」個人事業主と会社員では保障範囲が異なりますのでご注意下さい。個人事業主加入の社会保障の方が保障範囲は狭く金額も低くなります。下記は全て老後ではなく現役中に対する保障です。

 年金加入者が死亡した場合、一定条件に基づき遺族に年金が支払われます。 いくら支払われるのかは、その方の加入履歴によりますので本稿では具体的数値には触れません しかし、<基礎年金部分>の支払いについて少しだけ触れさせて頂きます。

 国民年金加入者が死亡したとき、配偶者と18歳未満の子供が1人いたとします。 子供が18歳後の3月迄(通常は高校卒業時)、毎年100万1600円支給されます(2020年度の場合)。18歳未満の子が2人以上いれば更に加算されます。これは結構な金額になります。

  • 障害年金

 一定の障害状態になった際、障害等級(1~3級)に応じて障害年金又は一時金が支給されます。

  • 傷病手当金

 病気療養中の被保険者に対し<標準報酬月額×1/3を1年6か月間迄>支給されます。 例えばこんなこともあります。病気で就業が困難で退職。しかし原則失業保険は受け取れません。

 失業保険は働く意思がある人を対象とするからです。この場合は傷病手当金を受け取れます。 個人事業主の方でも加入社会保険の自治体によっては適用される場合があります。

  • 労災保険

 業務中、通勤中が原因の死亡・後遺障害・病気・ケガに対して支給されます。 最近は激務・ハラスメントによるうつ病等のメンタルヘルスが労災で認定されることが増えております。

  • 介護保険

 この保障は広く知られているようで、実はよく理解されておりません。 末期がんも対象です。しかもこれは介護保険の第2号被保険者である40歳から64歳の方へも適用されます。他にも初老期における認知症も対象となります。

 

生命保険との住み分け

この様に様々な社会保障がありますので、自分には本当に何が必要なのか?何が足りないのか?を見極めて生命保険を活用することが大事です。これは各個人・家庭を取り巻く環境により大きく異なります。

例えば、個人事業主の方は社会保障の内容がサラリーマンや公務員の方よりも狭く・浅くなります。よって、生命保険のニーズは増えます。具体的には老後の年金が少ないから民間の個人年金保険を検討する。就業不能時の保障が無い又は薄いので、就業不能保険や医療保険・傷害保険を吟味するなどです。

各人、必要な保障はそれぞれ異なります。また、事業主、サラリーマン、公務員それぞれの立場で既に保障されている商品もあるため、本当に生命保険に何が必要なのか、よく吟味しないと、2重で保障を受けてしまう場合があります。

もしもの事は、そんなにも起こる事はないので、もしものことが起これば、2重の保障で得する事もあります。しかし、2重で保障されているからと言って、保険の種類によっては2重で保障を受け取れず、片方だけのみの保障ということもありえますので、十分注意してください。

住宅ローン団信の存在

社会保障とはかけ離れますが、実はこれもよく見落としがちです。住宅ローンを組んで家を購入した方のみの話ですが、通常は<団体信用生命保険>に加入しています。これは債務者がローン返済中に死亡したら保険金でローン残債が返済されるというものです。

正に生命保険です。この他にもがん保障、三大疾病保障、就業不能保障が付いている場合がありますので一度確認してみて下さい。注意事項はローン返済が終わると、この保障も無くなることです。ですから加入している生命保険をむやみに解約せず吟味する材料とするのが好ましいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?生命保険と社会保障は似ているものもあり、よく考えて保障内容を吟味しなければなりません。

本日のポイントです。

  • 事業主、サラリーマン、公務員など自分の立場を吟味し、また、社会保障で何が保障されているかを考え、生命保険に加入する事。

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