老後不安を払拭するための資産運用は、指数運用がベスト

鹿1
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生きていく上で、死ななければ誰しも訪れる老後。

働いていた方なら、老後には定年退職を迎えます。猛烈に働いていた方にとってみれば、サンデー毎日の老後は魅力的ですよね。

石井
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しかし、それと同時に考えられるのは、お金の問題。年金だけで成り立つのか?ある程度余裕がある生活がしたいけど、どうしたらよいか?などお金に関する悩みはつきません。

石井
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誰もが不安に思う老後問題、経営や投資もしくは、サラリーマンで大成功しない限り、お金の悩みはつきません。いえ、普通のサラリーマンもお金の不安は感じていますが、ちょっとした成功している方でも、使ってしまえばなくなってしまうお金。

成功している方でも、貯金が余りない。使えるお金がほとんどない。なんて方も結構いらっしゃるのが実情です。今回は、資産運用が初めての方でも、簡単に資産運用の方法をお伝えします。

今回お話しするポイントです。資産運用は、

  • 人口の増加が見込める国の指数運用が一番
  • 指数と言えども、大きく下がる事はある。その為、資金管理は十分管理してください。

です。

資産運用ならアメリカや日本の指数の運用をはじめてみよう。

運用が初めての方は、どのように運用を行えばよいのか?どのように購入すれば良いのかわからないという方が多いと思います。

それは、当たり前の事で誰しも、初めてすることは怖いもの。そんな投資経験初心者の方にお勧めなのは、アメリカの指数S&P500やNYDAWを毎月何日に幾ら購入する事を決めておくことです。

これをドルコスト平均法と言います。例えば、毎月1日に3万円分購入するという、決まりを作ります。1月1日に1万円,2月1日に5000円(普通はいきなり半分になることはありません)になると、1月1日には3株。2月1日には6株購入可能です。

このように、株価が下がれば株を多く購入可能です。その為、この方法であれば、株価が下がれば、株数が増え、株価が上がれば購入株数が減る事になります。

このようにすると、株価が下がれば下がるほど、持ち株数が多くなります。また、購入平均単価も下げることになります。

購入平均単価・・・2月1日時点で9株保有。平均購入単価は(3*10000+6*5000)/9株≒6667円になり、最初に購入した株価1万円より単価が下がる事になる。

株価が下がれば下がる程、購入していく。これはいわゆる難平買いといいます。この方法、実は個別株ではしてはいけない戦略です。

しかし、大型株が揃う指数であれば、そこまで問題は生じません。ただ、一つ付け加えるのであれば、指数も買値から1/2や1/3になりうることはあるので、それをよく考えて購入してください。

なぜS&Pや日経平均などの指数の運用か?

日経平均やS&Pという指数は、アメリカや日本に上場している会社の集まりです。S&Pは500社、日経平均は225社あります。それでは、よく考えてみましょう。

もし、あなたが、既に社会人経験があったり、バイトをした経験があったりしたら、周囲の社員の方や、課長さん、部長さん、社長さん、このような方々は、余程の事がない限り、利益を出そうと必死に働きます。

また、社員さんのボーナスを上げよう、給料を上げようと、社長や役員さんは必至に知恵を絞っています。このような利益を出す組織が会社であります。

特に上場している会社は、既存株主に利益出せ利益出せと、毎日のようにプレッシャーをかけられています。その為、ほとんど全ての会社は利益を出そうと努力をして、利益の成長を目指します。また、資産の保有量も増やしていきます。

この、利益の成長や、純資産の増加というのは、個別株の株価が上がりやすくなります。指数というのは、簡単に言うと、個別株の平均の為、個別株が上がれば、指数も上がります。

このように、以下の順番で指数が上がる要素があるのです。

  • S&P500や日経平均は各個別株の集合体
  • 個別株は、会社は株主から会社を成長させろと言われ続けている。また、社員の給料やボーナスを維持する、上げるのに必死
  • 個別株が上がれば、指数も上がる

ようするに、指数は人の努力によって上がる要素が大きいのです。現にアメリカの指数は上がり続けています。しかし日経平均のような日本の指数は未だ、バブル時の高値を超えることが出来ません。

それでは、理由はなぜでしょうか?人口です。日本には人口の増加が見込まれないのです。人が一人生まれると、こちらにあるように、一生の消費は32650万円と言われています。3億円を超えてしまうわけです。

それでは、人口が増える国と、人口が減る国、単純に全ての構造が同じであれば、どちらの国が上がりやすいか検討はつきますよね。

その為、海外に口座を作るのは怖いかもしれませんが、アメリカなどの人口増加が見込める国に投資するのが一番です。

指数運用のデメリット

指数のメリットは今までお伝えしてきたと思います。指数は人口や、会社の中にいる人間が知恵を出し合い、会社を伸ばしていく性質を持っているため、知識が余りない方であれば、指数運用は外せません。

しかし、指数にはデメリットがあります。

  • 個別株程、値上がりがない。
  • 指数の下落は1/3~1/5位は十分ありうる。

です。

個別株は、小型株であればあるほど、1年位で10倍になる株や、場合によっては2,3年で100倍以上になる株も稀に現れます。100万円持っていれば、1億円ですよね。安心してください。普通の人は、100倍になるまで持ってられません。途中で利益確定してしまうでしょう。それは、さておき、指数は1年で10倍になることはありえません。

また、個別株は1年で1/10になる事はあります。しかし、一方で指数は1年で1/10になることは、まずほとんどありえません。そのため、リスクは限定され、リターンも個別株より限定されているのが一般的です。

さて2つ目の指数は1/3~1/5になることはあり得るですが、、1/5になってしまう事は滅多にありません。しかし、日経平均を見ると、バブル高値の3.9万円弱から7千円台まで落ちています。1/5以上落ちていることになります。

滅多に起こる事ではないのですが、もし長期で投資する場合には、この位は十分ありうると考えて、投資することを考えた方が良いかもしれません。

しかし、これが起こる確率は相当低いです。その為、余り怖がらず、余裕資金で1/5になっても良い位の金額で投資していきましょう。

資金管理

個別株や指数投資で一番重要なのは、資金管理です。資金が100万円ほどで、指数に100万円の投資をする。これは、100万円なら、働けばなんとなる金額であることが多い為、0円になってもなんとかなる方が多いと思います。

しかし、ある程度の金額になると、例えば1000万円の資金が0円になると、中々そこまで貯める事は難しいです。その為、全て1点集中で投資してしまう事は、やめておいてくださいね。指数なら0になってしまうことは、まずありえません。それでも分散投資をお勧めします。

あくまでも余裕資金で分散して投資することをお勧めします。例えば、指数3割、債券7割などの割合をご自分でお決めていただき投資していくのが良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?老後に対する不安は誰でもあります。老後に対するお金の不安の解消は、一部は資産運用で解消できるかもしれません。

今回お話ししたポイントのおさらいです。資産運用は、

  • 人口の増加が見込める国の指数運用が一番
  • 指数と言えども、大きく下がる事はある。その為、資金管理は十分管理してください。

です。

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