不動産投資に詳しい書籍やセミナーは沢山あるけど、バイク駐車場って余りないよね。では、筆者が運営している、バイク駐車場。2014年から管理・運営していますが、今も盛況です。基本的に利回りも高く、不動産投資のような水回りの心配が皆無。こんなメリットが大きい投資法。さてあなたは、これを見て実行するのが吉か、はたまたやるべきでないか、ご検討ください。

バイク駐車場は、主に、平置き型とBOX型の2つがあります。どちらで進めても良いのですが、収入を多くできるのはBOX型の方です。利回りは、コンテナやBOXの金額によって左右される面があります。ここは、一つ、BOX型を前提にバイク駐車場の作り方を進めていきます。

BOX型は、バイク愛好者なら、わかるのですが、大好きなバイクを傷つけられたくない、直射日光で、色褪せたくない。盗まれたくない。など色々な事からバイクボックスを借りたい傾向があります。因みに、私は原付バイクは乗りますが、バイクに全く興味がありません。ビジネスバイク好きです笑

バイク駐車場がどんな種類があるのか、どんな投資法なのか、より詳しい話はこちらにあるので、興味がある方は御覧ください。

場所の選定

まずは、場所の選定です。バイク駐車場、平置き型ならともかく、BOX型はどこでバイク駐車場を開業しても良いわけではありません。意外にも場所がどこに属するかというのが非常に重要になります。

選定を間違うと自治体から、バイク駐車場の運営に指摘が入り、運営が滞ってしまう可能性があります。その為、バイク駐車場のBOX型を営業する際は、場所には十分注意いたしましょう。

それでは、どんな場所が有効なのか？

第一種住居地域
第二種住居地域
準住居地域
近隣商業地域
商業地域
準工業地域
工業地域
工業専用地域
第一種中高層住居専用地域
第二種中高層住居専用地域

用途地域に関しては、こちらで詳細がありますので、わからなければ見てくださいね。

用途は販売図面の一部にこのように書かれていることが多いです。

が運営可能です。もし、バイク駐車場をこれから運営しようとしている方、気を付けてくださいね。さて、どの場所が運営可能かわかったので次は、場所を探していきましょう。

もうすでに土地をお持ちの方であれば、特に探す必要は不要ですが、土地を持っている方が全員ではないので、土地を探します。既に土地をお持ちの方は運用利回りは高いです、しかし、土地を購入して運用は利回りは下がりますが、十分キャッシュフローと言って、お金の借入より賃貸収入が高い状態を築けるので、気にしないでくださいね。また、土地の購入ではなく、土地を賃貸しての運営も十分に成り立ちます。

それでは、実際に、土地を探していきましょう。基本はインターネットサイトで探すのが一番ですね。

サイト名はアットホーム、スーモ、ホームズのような住宅サイトが最善ですね。他にもマニアックなサイトは色々あるのですが、探すだけであれば、これだけで十分です。

それでは、借りるにせよ、土地を購入するにせよ、どんな土地が良いか？それは簡単四角形の土地が一番簡単です。バイク駐車場のBOX型は長方形なので、四角形の土地が一番当てはめやすいんですよね。

レンタブル比と言って、土地を借りた(もしくは購入した)面積と、実際にバイク駐車場で使用している面積の比が高ければ高い程、より有効に土地を活用していることになります。そのレンタブル比を向上させるためにも、土地は四角形が一番なんですよね。

それでは、今回はこの辺で、次回はサイトを使用した土地の選定方法と、不動産業者とのやり取りを具体的に書いていきます。

また、今回の記事はシリーズ化されています。こちらの記事もお読みください。

1.素人でも作れるバイク駐車場の作り方

2.不動産会社との交渉は”次の物件”に繋ぐ意識

3.バイク駐車場用地を見つけライバル調査

4.バイクコンテナ選びやホームページ作成から集客の方法まで

5.不動産会社への営業や契約方法、バイトの雇い方など。

6.管理・運営、清掃対応や満室時の予約待ちなど。